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し、今後整備すべき行政情報について各省庁のニーズ把握を行った。

5)白書・年次報告書、調査研究報告書等各省庁が共通して保有する行政情報のデータベース整備については、共通システム専門部会において、以下のような検討等を実施し、統一仕様を策定した。

ア. 各省庁における行政情報の電子化等の状況を調査し、各省庁における白書等の電子化等状況の把握

イ. 通商産業省におけるパイロットシステムの整備、運用

ウ. 「白書等データベース整備に当たっての基本的考え方」(平成7年12月27日共通システム専門部会了承)を策定し、各省庁が共通して保有する白書等データベース整備検討の具体的方向の決定

エ. 白書・年次報告書、調査研究報告書等のデータベース整備のための統一的仕様の検討及び策定(「白書等データベースの統一的な仕様について」平成8年6月18日行政情報システム各省庁連絡会議了承)

 

(2)行政サービスの高度化等に関する事項

基本計画では、国民等への情報提供の高度化、行政手続の効率化等の行政サービスの質的向上を図るため、国の行政機関と国民等との間の適切な情報交換手段の確保、行政サービスの向上のための電子化に対応した申請・届出等の制度・手続面の見直し等を行うこととしている。

このため、平成7年度においては、以下のとおり、行政情報の社会的活用のための方策について検討を行うとともに、電子化に対応した申請・届出等の制度・手続面の見直しについての検討を行った。

1)国民等との間の適切な情報交換手段の確保

国の行政機関のネットワークと各種周辺ネットワークとの適切な情報交換手段の整備については、共通システム専門部会において、霞が関WANの概要設計及び基本設計において、各種周辺ネットワークとの接続に当たってのセキュリティ確保等のための技術的措置等の検討を行った。

その結果を踏まえ、霞が関WANの運用開始に合わせ必要なセキュリティ措置を講じつつ、霞が関WANのネットワークオペレーションセンタにインターネットとの接続口を設けることとした。

 

 

 

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